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ドイツ文学領域

領域紹介

ドイツ文学、オーストリア文学、スイス文学など、ドイツ語圏の文学を幅広く研究・教育する5年一貫制の博士課程大学院です。2年次に提出する中間評価論文により修士号を取得した後、最終的に博士論文により博士号を取得します。筑波大学文芸・言語専攻では、博士論文執筆に至ることを当然の目標としているので、私たちドイツ文学領域においても、少数精鋭の院生に対し、博士号取得に向けての積極的な指導・助言を行っています。

教育方針

1)自由な研究
少人数教育のもとに、ドイツ語圏の文学を広い社会的・文化的視野から研究します。研究課題、方法論等は自由であり、伝統的なドイツ文学の枠を越えた学際的研究も歓迎されますが、標準的な文学理論や先行研究をきちんと踏まえた論文執筆を期待します。他方、文学研究は近年ますます脱領域化・学際化の傾向を強めつつありますが、その中で言語は、文学を構成する最も基本的要素の一つであり、その意味でドイツ文学を対象とする以上、抜きんでたドイツ語力がなければ専門研究など覚束ないのは言うまでもありません。その意味で本領域は、ドイツ語の運用能力そのものの向上にも特に重点を置いています。さらに、ドイツ語教授法に関する実践体験も含めて、授業将来のドイツ語・ドイツ文学担当教員としてふさわしい人材の育成を目指した教育も行なっています。

2)研究成果の刊行
院生・教員はかつて在職・在学した諸先輩方とともに「筑波ドイツ文学会」という組織を作って、学術雑誌『Rhodus』を発行しています。在学中はそこに、最低でも毎年一本の論文発表することを目標にしています。さらに、日本独文学会や日本ドイツ学会の学会誌等、大学以外の発表の場にも積極的に投稿することを指導しています。

3)留学
博士論文を執筆する上で、さらには、ドイツ語運用能力の向上、研究の深化、異文化理解を追求する上でも、今やドイツにおいて1〜2年程度の研究指導を受けることがますます重要になりつつあります。そのため、私たちのドイツ文学領域では積極的な留学指導も行なっています。具体的には、ドイツ学術交流会(DAAD)を始めとする種々の公的留学奨学金の獲得を目指して研究指導を行っており、これまでも多くの院生がこうした制度を利用して留学してきました。また、本学にはベルリン自由大学やボン大学、ハレ大学やバイロイト大学などと交流協定があります。院生レベルの交換も盛んに行われており、今後さらにさまざまな研究プロジェクトも立ち上がってゆく予定です。さらに筑波大学の海外拠点が新たにボンに作られ、院生にとってさまざまな日独間の連携研究プロジェクトに参加する機会が急速に増えているところであり、現在の少ない院生ではありあまるほどのさまざまな研究機会が生まれつつあります。ぜひ意欲的にそうした機会を利用してください。

4)学外での交流
筑波近辺には独文科大学院のある大学がないため、ともすると他大学の院生と交流する機会が不足しがちです。そこで、他大学のドイツ文学・ドイツ文化系院生・教員との交流をめざして、インターウニ・ゼミナール等の学外セミナーにも積極的にかかわっています。また、「筑波ドイツ文学会」では、広くドイツ文化に関心を持つ人々に呼びかけてドイツについて語る親睦と交流の夕べ「ドナウの会」を毎年開いています。

就職

博士課程修了後、多くの卒業生は教育・研究関係の分野に進みます。本学の準研究員、助手、非常勤講師はもとより、これまでに山口大学、三重大学、広島大学、名古屋工業大学、徳島大学、國學院大學、昭和女子大学、日本女子大学、早稲田大学、明治大学、青山学院女子短期大学、常盤大学短期大学部など数多くの大学から、専任教員や非常勤講師として迎えられています。また教員以外でも、最近では修士課程修了生が岩波書店に就職しました。

☆ 問い合わせは相澤(k-aizawa*pa2.so-net.ne.jp)までどうぞ(*をアットマークに変更してください)。

開設授業

概要(PDF) / シラバス(PDF)

担当教員

相澤啓一 ドイツ現代文学、ナショナリズムと文学、日独通訳論
ヘーゼルハウス・ヘラト ドイツ文学、比較文学

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