『日本語と日本文学』バックナンバー
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第20号 1994/09/01刊行
- 表紙、目次、奥付
- 建暦・建保前半の藤原家隆の一面―「内大臣家百首」・「内裏名所百首」を中心として―
名子 喜久雄 - 『鎌倉大草紙』から御物絵巻『をくり』へ―小栗譚の発生と形成―
木村 晃子 - 吉野における讃歌の継承
遠山 一郎 - 家持の「感旧之意」―池主に贈るほととぎすの歌―
西 一夫 - 漱石「方丈記小論」私注(一)
下西 善三郎 - 名詞性をもつモダリティの不定形式について
加藤 陽子 - 言語の指導を中心とした国語教育―言語教育からみた生徒の理解力・表現力の育成について―
河原塚 努 - 読みの正当性を支える根拠―ジャック・デリダに見る読みの実践―
松本 修
第19号 1993/10/20刊行
- 表紙、目次、奥付
- 『雲母集』の「新生・序歌」に関する一考察
小倉 真理子 - 『行人』論―一郎の発見、そして一郎の求めた世界へ―
稲垣 政行 - 『檜垣』の老女をめぐって―「水を汲む」所作から捉えられるシテ像の考察―
金 忠永 - 『朗詠要抄 因空本』考
青柳 隆志 - 山上憶良の表現の独自性―「うちなびき こやしぬれ」をめぐって―
村田 カンナ - いわゆる形式名詞に関わるモダリティ―ノダを中心に―
金 玉任 - アスペクトと局面動詞
呉 鐘烈 - 逆説のレトリック
香西 秀信
第18号 1993/08/20刊行
- 表紙、目次、奥付
- 『守覚法親王百首』本文考
千草 聡 - 話者自身の経験に対して使われた〈けむ〉について
宮武 利江 - 大学の講義における接続の表現
金久保 紀子 - 日本語と韓国語の漢語動詞―受動の形態を中心として―
辛 碩基 - 外来語音と現代日本語音韻体系
松崎 寛 - 助詞を省略した文における発声時間とピッチの特徴
守時 なぎさ - 蘆田恵之助『綴り方教授法』に関する史的考究―指導理論の実際とドイツ作文修辞法・四階級説の系譜―
渡部 洋一郎
第17号 1992/09/30刊行
- 表紙、目次、奥付
- 江戸中期における〈熊野の本地〉の継承と断絶―黒本・青本『五衰殿熊野本地』と勧化本『熊野権現霊験記』をめぐって―
山下 琢巳 - 防人検校時の家持歌
阿部 りか - 『奔馬』論―「神風連史話」を中心に―
許 昊 - 古典教育の意義に関する一考察
浅田 孝紀 - アメリカの作文教育におけるコンピュータ教育の可能性
入部 明子 - モダリティという観点から見た「ようだ」と「らしい」の違い
金 東郁 - 韓国人学習者の日本語の丁寧表現に見られる韻律的特徴
洪 珉杓 - 状態表現の「ル」形と「タ」形―両形式の意味とその近似性―
牟 世鐘
第16号 1992/02/20刊行
- 表紙、目次、奥付
- 観念としての「理想(想)」―鷗外「審美論」における訳語の問題を中心に―
坂井 健 - 谷崎潤一郎「女人神聖」論―「女人」をめぐって―
西 荘保 - 自他対応の意味的類型
三井 正孝 - 「白いぼうし」試論―あいまいさの構造―
山本 茂喜 - 正義原則と類似からの議論
香西 秀信 - 日本語における長音節の形成とその歴史的意味―とくに和語の促音、撥音について―
高山 知明 - 程度副詞の体言修飾について
張 麗群 - 情報の縄張りから見た対話の構造―聞き手の相づちを中心に―
中園 篤典
第15号 1991/12/30刊行
- 表紙、目次、奥付
- 『平家物語』の本文批判―水平伝承と垂直伝承―
小西 甚一 - 平安朝の朗詠常用曲
青柳 隆志 - 読みにおける子どもの脈絡と大人の脈絡
高木 まさき - 複合名詞のアクセント―N1,N2がともに2拍以下の場合―
崔 聖玉 - 韓国人の日本語学習者の誤りの評価―日本語話者と韓国語話者による誤りの重み付け―
趙 南星
第14号 1991/02/20刊行
- 表紙、目次、奥付
- 「とはずがたり」の時代と人物
河北 騰 - 『伏屋の物語』と『住吉物語』―明応本の改作をめぐって―
岡崎 和彦 - 山岸荷葉の一人称小説―子供の視点の発見―
早川 美由紀 - 顕現していない格成分の解釈について―連文における解釈の場合―
高本 條治 - 生産物および用具に関する基本語彙の対照
高田 誠 - 物語文のテクストにおける内容と述語形態とのかかわり―『蜘蛛の糸』を中心に―
野村 美穂子
第13号 1990/10/30刊行
- 表紙、目次、奥付
- 『大鏡』兼通伝・兼家伝を読む
桑原 博史 - 謡曲『姨捨』における老女と月と―本説の検討を通しての本曲の主題の解釈をめぐって―
金 忠永 - 〈終了〉の意味と自他の形態―他動詞形用法に接近した自動詞形用法の分析―
須賀 一好 - 「譬え」による議論の修辞学的分析
香西 秀信 - 比喩の意味における喩辞と被喩辞の相互関係について
李 徳奉 - 場所的存在の表現をめぐって―日・英・中の比較による‘場所的存在’と‘所有’‘所在’との関係―
阿部 博幸
第12号 1990/02/30刊行
- 表紙、目次、奥付
- 出版取締りと西鶴の方向転換―『好色一代女』の危険度―
谷脇 理史 - 没理想論争における鷗外とE. V. ハルトマン
坂井 健 - 「蜃氣楼」の構造―風景の構図から―
単 援朝 - ソシュールの記号学にみられる二つのアスペクト―国語教育学における文化論的視座として―
戸田 功 - 韓国・日本漢字音における重韻の問題
黄 光吉 - 韓国人の日本語学習者の音声教育に関する研究―発音および聞き取り上の問題点を中心に―
李 炯宰
第11号 1989/06/30刊行