『日本語と日本文学』バックナンバー
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第10号 1988/12/30刊行
- 表紙、目次、奥付
- 川端康成『千羽鶴』における人称詞
相原 林司 - 世阿弥自筆能本における登場人物の役表記をめぐって
飯塚 恵理人 - 有間皇子自傷歌二首
三田 誠司 - 「ひかりの素足」から「銀河鉄道の夜」へ―宮沢賢治における地獄を中心に―
横山 明弘 - 取り立て助詞「ハ」の対比の条件―「花子がコップは割った。」は何故おかしいか―
市川 保子 - 疑似命令文―日本語モダリティの文法化の一事例―
山岡 政紀 - 学校教育における話しことば教育の存立―教育課程全体へ融合した指導の有効性―
安 直哉
第9号 1988/09/30刊行
- 表紙、目次、奥付
- 日本語と英語のモダリティに関する計量言語学的対照分析
草薙 裕 - 源氏物語の中における朗詠と歌謡
青柳 隆志 - 近世中期勧化本と草双紙―その影響関係について―
山下 琢巳 - ある三島由紀夫像―〈菊田次郎もの〉をめぐって―
小埜 裕二 - 日本語における受動文の意味的特徴―漢語動詞を対象にして―
李 成圭 - 国語教育における読者論の射程
上谷 順三郎
第8号 1988/01/30刊行
- 表紙、目次、奥付
- 下総犬と三浦犬―『古今著聞集』の三浦義村・千葉胤綱口論の説話をめぐって―
森野 宗明 - 総題を掲げる歌群―大伴家持論序説―
朝比奈 英夫 - 「和泉式部百首」考―恋部を中心に―
小林 恵 - 「羅生門」再読
高木 まさき - 古典作品における要求表現の諸形式―命令形+終助詞の各形式について―
柴田 敏 - 名詞の意味的特徴―形容詞から派生した名詞の意味的特徴から―
堀 誉子美 - 説明的文章の読解指導論―認知的側面からみた形式主義・内容主義の検討―
寺井 正憲
第7号 1987/06/30刊行
- 表紙、目次、奥付
- 「行ふ尼なりけり」考―その文構造と意味―
北原 保雄 - 和泉式部日記の「をかし」をめぐって
前橋 均 - 『雪国』論―島村と駒子の関係を中心に―
申 礼淑 - 『人間失格』論―「手記」と「あとがき」の〈時のしくみ〉をめぐって―
三谷 憲正 - 日本語文における〈再帰性〉について―構文論的概念としての有効性の再検討―
天野 みどり - 説明付加型の連文の構造と機能
土井 真美 - 伝統修辞学と古典修辞学―アメリカのインベンションにみられる伝統修辞学の影響―
柳沢 浩哉
第6号 1986/11/30刊行
- 表紙、目次、奥付
- 〈寺〉を持つ作品群―明治三十九年の漱石―
平岡 敏夫 - 汗瑞能振の訓
鈴木 武晴 - 紀貫之の季節観
加藤 幸一 - 三島作品における〈妹〉
小林 和子 - 助動詞の語形変化と活用形―中世後期を中心として―
坪井 美樹 - 池袋児童の村小学校における峰地光重の綴方教育
山本 茂喜 - 談話におけるトピックの転換と一貫性について―手話の談話分析を通して―
堀越 喜晴 - 取立て助詞「ダケ・バカリ・シカ」の一考察―中国語の副詞「只」との対照―
呉 雅琴
第5号 1985/11/30刊行
- 表紙、目次、奥付
- 比喩文における語の相互関連度の測定―隠喩と直喩の比較―
芳賀 純 - 七夕独詠歌論―大伴家持の漢詩文受容―
田中 大士 - 『虞美人草』論―詩人・小野の造型―
橋川 俊樹 - 版本狂言記の「おりゃる」と「おぢゃる」―詞章整理のあとづけ―
大倉 浩 - 日本語「スル」動詞と韓国語「hada」動詞の対照的研究
李 光秀 - 漢字基底語の現代における位置
吉村 弓子 - 文学教育における主題指導の有効性(上)
高木 まさき
第4号 1984/12/30刊行
- 表紙、目次、奥付
- 新撰万葉集と菅原道真―上巻における和歌と漢詩の或る場合―
山崎 健司 - 玉鬘十帖の方法と成立―玉鬘の運命と和泉式部,そして妍子―
川島 絹江 - コナタ・ソナタと述部待遇語句の呼応―狂言台本とキリシタン文献を総合する観点から―
伊坂 淳一 - 文雑考―国語教育への展望とともに―
湊 吉正 - 問答文における主語のあらわれ方
小口 叔枝 - 表現型とアスペクト
青山 文啓
第3号 1983/11/30刊行
- 表紙、目次、奥付
- 日本語文化をになった人の,ある系列
林 四郎 - 斎藤茂吉「おひろ」の連作―「死にたまふ母」との関連から―
小倉 真理子 - 『多武峯少将物語』について―高光の作中呼称と作者のめざしたもの―
下西 善三郎 - 情態修飾成分の整理―被修飾成分との呼応及び出現位置からの考察―
矢澤 真人 - 複合動詞の意味と構成―「~ダス」・「~アゲル」を中心に―
田辺 和子 - 国語教材論研究の課題の方法
桑原 隆
第2号 1982/11/30刊行
- 表紙、目次、奥付
- 一つの読み―遣新羅使人たちの悲別贈答歌について―
伊藤 博 - 源経信と遁世者―『撰集抄』における経信像―
仁平 恭治 - 「小チャイ」考
吉見 孝夫 - 「水が飲みたい」「水を飲みたい」式表現の用法差―室町期の状態―
小川 栄一 - 語頭の位置にある否定的な意味をもつ造語要素「無・不・未・非」の意味と使われ方
サトー・アメリア,川崎 晶子,ソーニア・ロンギ - 日本語・マレイシア語におけるヴォイスの比較対照研究―日本語教育の立場から―
加納 千恵子
第1号 1981/06/01刊行
- 表紙、目次、奥付
- 「くに」の語源
馬渕 和夫 - 「聖家族」試解
西原 千博 - 山上憶良嘉摩三部作の成立―「紅の面の上に」を中心として―
岡内 弘子 - 記録体における形式名詞「由」
小川 栄一 - 同音語の用法―「温かい」と「暖かい」―
吉村 弓子 - 西尾実国語教育論の探究―島木赤彦(久保田俊彦)の教育論との関係から(その1)―
桑原 隆 - 日・タイ語のテンスとアスペクトの対照および教授法に関する一考察
ラッチャニー・ピヤマーワディー