筑波大学フランス語・フランス文学研究会
『筑波大学フランス語フランス文学論集』29号まで (ISSN 0910-5905) の目次
『論集』29号までは紙媒体で発行されておりました。いずれも筑波大学図書館本学関係資料室に所蔵されております。
29号 2014年12月20日
- 体験の叙述：ピエール・クロソウスキー『わが隣人サド』における検閲とステレオタイプ / 後庵野 一樹 p.1-15
- アントナン・アルトーと身体性 ―シュールレアリスムから演劇へ― / 高須賀 真之 p．17-29
- スルタンの肖像：メフメト4 世の逸話から / 藤井 陽子 p.31-47
- アナトール・フランスの作品における人形のテーマについての試論 / 六川 裕子 p.49-63
- 冠詞と名詞の数の関係 / 松田 里沙 p.65-74
- 談話標示disonsの研究 / 大道 果南 p.75-86
- « aller » « venir » の用法・教授法に関する考察―仏日中3 言語間の差異を中心に― / 楊 鶴 p.87-96
- au contraire をめぐる論証の動きについて / 田代 雅幸 p.97-106
- フランス語の動詞による状態描写について / 津田 香織 p.107-117
- La présupposition : revue de synthèse historique des théories dites linguistique―La présupposition est-elle vraiment un phénomène linguistique ?― / Baptiste PUYO p.119-134
- ソンナX とUn tel N / 稲葉 梨恵 p.135-146
- Considérations sur le verbe visuel japonais miru / 木島 愛 p.147-159
28号 2013年12月20日
- 侵入をもたらす変容 : ピエール・クロソウスキー『バフォメット』における同一性の崩壊について / 後庵野 一樹 p.1-15
- ラシルド『ヴィーナス氏』におけるバラの描写への一考察 / 熊倉 弓佳 p.17-26
- ベツレヘム巡礼 : 17世紀聖地巡礼記にみる降誕の町 / 藤井 陽子 p.27-52
- フランス語の発話動詞の研究 / 大道 果南 p.53-62
- フランス語の単純未来形に関する一考察 : Le Petit Prince における用例の分析から / 小川 紋奈 p.63-90
- フランス語の名詞 sens の多義性の研究 / 石田 寛直 p.91-105
- フランス語 au contraire のモノローグにおける用法について / 田代 雅幸 p.107-130
- 日本人フランス語学習者の発話に関する研究 / 楊 鶴 p.131-156
- 日本語の「てしまう」の再定義およびフランス語の対応表現について / プヨ バティスト p.157-189
- 日仏語対照研究による指示詞の一考察 : フランス語のça/le と日本語の「その」「そんな」の対照研究 / 稲葉 梨恵 p.191-211
27号 2012年12月20日
- フランス語における専門用語と多義語 / 石田 寛直 p.1-10
- フランス語の au contraire に関する一考察 / 田代 雅幸 p.11-28
- フランス語話者の意思伝達について : ジェスチャーに注目したフランス語学習者との自然会話 / 楊 鶴 p.29-39
- フランス語の認識的半過去について : 丁寧の半過去を中心に / 高橋 由貴 p.41-62
- フランス語の連結辞 : quand même に関する一考察 / 樋口 詩織 p.63-80
- ニューカレドニア諸語における語順変化の一考察 / 谷田部 祐介 p.81-96
- 数の概念に関する一日仏対照研究 : 日本語における畳語形オノマトペ副詞およびフランス語の対応表現について / プヨ バティスト p.97-111
- 改宗か死か : キオス島の3つの逸話 / 藤井 陽子 p.113-131
26号 2011年12月20日
- フランス語における丁寧表現について : 丁寧の半過去を中心に / 高橋 由貴 p.1-13
- 日本語「覚え（てい）る」「思い出す」と対応するフランス語表現 / 津田 香織 p.15-28
- L'état actuel du français en Nouvelle-Calédonie / 谷田部 祐介 p.29-38
- 日仏語における数の概念の一考察 : 日本語の畳語複数について / プヨ バティスト p.39-59
- 照応副詞 là に関する考察 / 益子 優介 p.61-83
- 日本語教育への応用を目指した日仏語の制限的表現の対照研究 / 山中 冴ゆ子 p.85-100
- フランス語会話における談話標識 n'est-ce pas ? と c'est ça ? の比較考察 / 稲葉 梨恵 p.101-119
- 「私ではないもの」を語る : 『ナジャ』をめぐって / 嘉瀬 薫 p.121-134
- ティール その栄光と荒廃 : 17世紀巡礼記におけるティールの描写とエゼキエル書 / 藤井 陽子 p.135-156
25号 2010年12月20日
- 『通底器』における思考と「私」 / 嘉瀬 薫 p.1-14
- Anatole France et le médiévisme : l'influence de l'Histoire d'Augustin Thierry et de Jules Michelet / 六川 裕子 p.15-49
- 巡礼者のエジプト : ファラオの国のキリスト教的イマージュ / 藤井 陽子 p.51-71
- 数の概念に関する日仏語対照研究 / プヨ バティスト p.73-94
- ici là là-bas の空間限定に関する認知論的および位置論的考察 / 益子 優介 p.95-107
- 日仏語オノマトペ対照研究 : 音象徴を中心に / 山中 冴ゆ子 p.109-138
- 不定名詞句 un N の総称解釈について / 稲葉 梨恵 p.139-154
24号 2009年12月20日
- チュニジアにおけるフランス語使用の実態的研究 / 宮川 宗之 p.1-15
- 動詞 faire の目的語位置における ça と le の比較的考察 : faire ça vs le faire / 稲葉 梨恵 p.17-33
- Les conditions d'éqivalance des verbes visuels : voir et pouvoir voir mieru et mirareru / 木島 愛 p.35-52
- シュルレアリスムと詩的思考法 : 『通底器』を中心に / 嘉瀬 薫 p.53-82
- Les Contes basés sur les legendes : une comparaison entre Flaubert et Anatole France / 六川 裕子 p.83-113
- エルサレム巡礼 : 17世紀巡礼者のたどった道程 / 藤井 陽子 p.115-129
23号 2008年12月20日
- 『ナジャ』における一人称について / 嘉瀬 薫 p.1-25
- 聖地巡礼 : 17世紀リエージュの司祭の旅行記 / 藤井 陽子 p.27-49
- アフリカのフランコフォニー形成について : チュニジア共和国・セネガル共和国・ブルキナファソのケース / 宮川 宗之 p.51-66
- 直接目的補語に現れる文脈照応詞caとleの違いについて : dire＋ça vs le＋dire / 稲葉 梨恵 p.67-87
22号 2007年12月20日
- SV型構文における動詞existerの用法について / 野村 宏美 p.1-37
- 現代フランス語における連結辞 de toute façon について / 古家 久美子 p.39-82
- 主語位置に現れる不定名詞句〈un N〉に関する考察 / 稲葉 梨恵 p.83-103
- Voir et son objet : structure sémantique / 木島 愛 p.105-119
- アナトール・フランスにおける「純粋さ」と「宗教性」 / 六川 裕子 p.121-160
21号 2006年12月20日
- コクトーと時間 / 野崎 あずさ p.1-17
- アナトール・フランスの聖人伝 / 六川 裕子 p.19-51
- 現代フランス語の非人称構文について ： 談話的観点からの一考察 / 野村 宏美 p.53-73
- 現代フランス語における連結辞d'ailleursの機能と用法について / 古家 久美子 p.75-99
- フランス語のジェロンディフの機能と解釈について / ロドリゲス ノエル p.101-127
- Le verbe 《voir》dans la construction《voir+SN》par rapport aux verbes visuele en japonais / Kijima Aï p.129-157
20号 2005年12月20日 (有吉豊太郎教授退官記念号)
- 有吉豊太郎先生とジュール・シュペルヴィエル / 川那部 保明 p.1-7
- フォレスチエ有吉先生 / 増尾 弘美 p.9-10
- 日本語の～ナガラ節とフランス語の対応表現について / ロドリゲス ノエル p.11-38
- フランス語における不定名詞句＜un Ｎ＞の統語的位置とその解釈の関係について / 稲葉 梨恵 p.39-56
- コクトーのエクリチュールにおける瞬間としての境界 / 野崎 あずさ p.57-76
- テクストの変遷によるアナトール・フランスの「リケ」解釈 ： 隠喩から動物文学へ / 六川 裕子 p.77-130
- Regard d'un étranger : Anecdotes dans un récit de voyage / 藤井 陽子 p.131-140
- 「可感な空間の横断を試みる者は…」 ： ルーベンス ボードレール ボヌフォワ / 清水 まさ志 p.141-156
19号 2004年12月20日
- ジャン・コクトー「レオーヌ」における境界 / 野崎 あずさ p.1-9
- アナトール・フランスの「リケ」の書誌に関して / 六川 裕子 p.11-20
- Edition critique de la Relation d'un voyage de quelques Demoiselles à Port-Royal : par une d'entre elles en 1967 / Fujii Yoko p.21-77
- 「詩」への目覚め ： ジャン＝ピエール・ジュストのボードレール論をめぐって / 清水 まさ志 p.79-110
- フランス語における不定名詞句とその照応形式について / 稲葉 梨恵 p.111-154
- 知覚構文におけるvoirとその分布について / 木島 愛 p.131-154
- フランス語における名詞句とその分布について / 下平尾 晶子 p.155-170
- 主語の所属クラスを表すコピュラ文について ： Jean est un medecin / 山根 祐佳 p.171-202
- フランス語における疑問詞＋不定詞構文の用法について / 戸部 篤 p.203-220
18号 2003年12月20日
- フランス語における見出しとして機能する不定詞について / 戸部 篤 p.1-14
- 現代フランス語の談話マーカーécoute(z)について / 細野 真理子 p.15-33
- 直接目的語の属辞構文について / 山根 祐佳 p.35-73
- 知覚動詞 voir の意味について / 木島 愛 p.75-97
- フランス語における定名詞句と不定名詞句の分布について / 下平尾 晶子 p.99-110
- 『恐るべき子供たち』作品分析 ： 作品中に内在する芝居性について / 野崎 あずさ p.111-131
- アナトール・フランスの小説における動物の役割について / 六川 裕子 p.133-151
- Présentation de ma these de doctorat L'inspiration nordique de Baudelaire / 清水 まさ志 p.153-162
- マルドリュス・コレクションに関する予備調査報告 / 小田 淳一 p.163-175
17号 2002年12月
- 『嘔吐』から『弑逆者』へ / 舘脇 晋一郎 p.1-13
- De Montesquieu à Baudelaire Autour de la théorie des climats / 清水 まさ志 p.15-35
- 形式化と解釈ミシェル・フーコーにおける解釈について / 栗原 仁 p.37-55
- フランス語の知覚構文における知覚事態の表現形式について / 木島 愛 p.57-73
- フランス語における女性形化 ： カナダ・ケベック州のフランス語を中心として / 下平尾 晶子 p.75-91
- Il est+adj.+de不定詞句とC'est+adj.+de不定詞について / 山崎 貴志 p.93-115
- 動詞Trouverの属辞構文の評価用法について / 山根 祐佳 p.117-134
- フランス語における不定詞表現dire que…について / 戸部 篤 p.135-151
- コピュラ文の属詞として現れる無冠詞名詞句 / 長沼 圭一 p.153-187
- Devoirの認識的用法と条件法 / 渡邊 淳也 p.189-219
16号 2001年12月
- 非人称ヴァリアントと非人称天候表現について / 山崎 貴志 p.1-22
- 動詞Trouverの属辞構文について ： 知覚用法と評価用法 / 山根 祐佳 p.23-40
- 現代フランス語における表現le fait de + 不定詞について ： 独立不定詞節の用法に関連して / 戸部 篤 p.41-50
- 同格として現れる無冠詞名詞句について ： 右方同格と前方同格 / 長沼 圭一 p.51-83
- ロブ＝グリエ『弑逆者』の読みの可能性ロジェ＝ミシェル・アルマンの分析をもとに / 舘脇 晋一郎 p.85-102
- 快楽の機械あるいは無垢な天使セシル・ヴォランジュの肖像 / 藤井 陽子 p.103-114
- Qui sera recompense au Tribunal de l'amour? : Autour dela question de la sympathie chez Baudelaire en 1846 / 清水 まさ志 p.115-144
- 出来事と考古学ミシェル・フーコーのアルシーヴについて / 栗原 仁 p.145-158
- 生と死，有と無，ポエジー ： Philippe Jaccottet : Leconsを考える・訳す / 川那部 保明 p.159-175
15号 2000年12月
- 言説的実践と編制規則 ： ミシェル・フーコーにおける「言説」について / 栗原 仁 p.1-17
- フランス語の「主語＋etre＋不定名詞句」型の属辞構文について / 山根 祐佳 p.19-37
- Au sujet de la possibilité et de la potentialité : approche contrastive français-japonais / 細野 真理子 p.39-55
- フランス語における間投詞 ah と oh について ： 独立不定詞節の用法に関連して / 戸部 篤 p.57-74
- 独立無冠詞名詞句について / 長沼 圭一 p.75-103
14号 1999年12月
- 条件法と疑問表現 ： 疑問表現における条件法の使用について / 細野 真理子 p.1-14
- フランス語における独立不定詞節について / 戸部 篤 p.15-29
- 文に前置された文同格無冠詞名詞句とタイトル化された無冠詞名詞句について / 長沼 圭一 p.31-50
- Pour une nouvelle conception de l'évidentialite : à partir de l'énonciation / 渡邊 淳也 p.51-94
- Quantificateurs universels dare-mo-ga et dare-de-mo : essai d'analyse syntaxique et sémantique de la particule -mo / 竹内 理恵 p.95-131
- La lecture et l'éducation chez Laclos : la comparaison entre la lecture dans Les Liaisons Dangereuses et celle dans le 3e essai sur l'éducation des femmes / 藤井 陽子 p.133-143
- 言表分析とは何か ： 本来諸記号に属する実在機能について / 栗原 仁 p.145-160
13号 1998年12月
- 隠された手紙不完全なデユオとツールヴェール夫人の隠された手紙 / 藤井 陽子 p.1-8
- 年老いたスフィンクスの歌 ： 『悪の華』ＬＸＸＶＩ「憂鬱」を読む / 清水 まさ志 p.9-21
- フランス語の条件法現在の語用論的分析 / 細野 真理子 p.23-48
- 否定文に対する返答辞「Oui」意味・語用論的分析 / 芦沢 千恵 p.49-67
- 使役構文の意味論的分析 / 戸部 篤 p.69-95
- 定冠詞を伴う固有名詞の隠喩的用法について / 長沼 圭一 p.97-108
- 他者の言説をあらわす条件法について / 渡邊 淳也 p.109-155
12号 1997年12月
- モダリティの副詞peut-êtreについて / 細野 真理子 p.1-17
- 使役構文の記述的研究 ： Faire＋不定詞構文とLaisser＋不定詞構文について / 戸部 篤 p.19-40
- Le N1 de DET N2における記述機能・役割解釈・内包指示について / 長沼 圭一 p.41-57
- 知覚される現象とその文法化 ： paraîtreとil paraît que...再論 / 渡邊 淳也 p.59-70
- 誘惑者と父・夫の不在『危険な関係』における男性像についての考察 / 藤井 陽子 p.71-81
- ルイ＝フェルディナン・セリーヌ『なしくずしの死』論 / 馬島 誠二 p.83-124
- 死の瞬間とパランプセストの現前あるいはボードレールにおける詩的瞬間と記憶の喚起 / 清水 まさ志 p.125-132
11号 1996年12月
- 小説のVraisemblance ： 『危険な関係』の二つの序文から / 藤井 陽子 p.1-8
- マラルメ『最新流行』読解の試み / 大出 敦 p.9-32
- ボードレールの選んだ魂あるいは「独創性の平凡な形式」とは何か / 清水 まさ志 p.33-48
- 聴覚動詞ECOUTER ENTENDREについて / 芦沢 千恵 p.49-68
- 現代フランス語における使役構文se faire＋不定詞の記述的研究 / 戸部 篤 p.69-99
- 《la copie du dessin》と《a copy of the drawing》 ： 英語との比較によるLE N DE（DET）Nの記述的研究 / 長沼 圭一 p.101-129
- 出現・推定・伝聞 ： il paraît que．．．とparaître / 渡邊 淳也 p.131-148
- 全称数量詞toutとchaqueの意味構造における二つの操作レベル / 竹内 理恵 p.149-173
10号 1995年12月
- 証言性のマーカー il semble（à qn．）que．．． / 渡邊 淳也 p.1-31
- フランス語における不定詞節の定義の試み / 佐藤 淳一 p.33-46
- マラルメと絵画批評 / 大出 淳 p.47-95
- 羊皮紙とあぶり出しインクあるいはボードレールの詩のアレゴリー / 清水 まさ志 p.97-117
9号 1994年12月
- 『危険な関係』の女性たち / 藤井 陽子 p.1-11
- 詩的なものと凡庸なもの ： マラルメ覚書 / 大出 敦 p.12-36
- ボードレール『人工楽園』の試みあるいはいかに詩人は詩により「楽園」を回復させるのか？ / 清水 まさ志 p.37-56
- フランス語における感嘆文の記述的研究 名詞句を用いた感嘆表現をめぐって / 前田 さとみ p.57-85
- 連結辞alorsの機能について / 渡邊 淳也 p.86-123
- LONGTEMPS JE ME SUIS COUCHE DE BONNE HEURE 習慣を表す半過去と複合過去について / 住井 清高 p.124-138
- フランス語の終了相表現 ： 不定詞構文：achever de／（s’）arrêter de／cesser de／finir de＋Infの統辞特性と意味価値 / 佐藤 淳一 p.139-158
- アポリネール＝プーランク『動物詩集』の一考察 ： 歌曲の構造分析のために / 小田 淳一／佐々木 潤哉 p.159-193
- 「善いぺてん師」？ ： モリエール『守銭奴』における「演劇的知」 / 矢橋 透 p.194-210
8号 1993年11月
- フランス語の感嘆文における主題について / 前田 さとみ p.1-13
- 連結辞 donc の機能について / 渡邊 淳也 p.15-42
- 習慣文と属辞構文によるパラフレーズ / 住井 清高 p.43-61
- 2つのCOMMENCER Aの統辞的・意味的特性について / 佐藤 淳一 p.63-79
- 詩と三色旗のあいだ : ステファヌ・マラルメ「葬の乾杯」と「国際詩人家協会」 / 大出 敦 p.81-113
- ボードレール『小散文詩』の方法あるいはいかに「パランプセスト」を現前させるか / 清水 まさ志 p.115-130
- 「思考」のゆくえ : ランボー・詩・アフリカ / 川那部 保明 p.131-149
7号 1992年10月
- マラルメと消費文化 : 「最新流行」序説 / 大出 敦 p.1-18
- ルイ=フェルディナン・セリーヌ『夜の果ての旅』論 あるいは灰色の明晰について / 馬島 誠二 p.19-41
- EST-CE QUE型・倒置型疑問文の表現価値について : シナリオによる現状調査 / 前田 さとみ p.43-64
- 副詞toujoursの意味と用法について / 渡邊 淳也 p.65-86
- フランス語の不定詞構文と準助動詞について / 佐藤 淳一 p.87-104
- A PROPOS DES CONSTRUCTIONS IMPERSONNELLES DE TYPE : "Il règne une atmosphere de mai 1968" : LE MECANISME DE LA BAISSE D'AGENTIVITE / TAKEUCHI Rie p.105-134
6号 1991年12月
- 『言語起源論』をめぐる読解の試み / 西村 潤子 p.1-20
- 『贋金つかい』における貨幣と交換をめぐって / 大庭 克夫 p.21-49
- 代名詞主語の倒置について : 倒置疑問文と非倒置疑問の比較を通じて / 竹内 理恵 p.51-76
- La fusion du sacré et du profane : les cris de la rue et les glaces dans La Prisonnière de Marcel Proust / MASUO Hiromi p.77-102
5号 1988年4月
- 『贋金つかい』における非在の構造 / 大庭 克夫 p.1-42
- 『ル・ミザントロープ』の開かれた形式 / 大越 敏男 p.43-62
- パスカル : 哲学と証明 / 吉田 好克 p.63-79
- 半過去の本質的機能について : 「物語の半過去」(imparfait narratif)を通して / 市川 雅己 p.81-93
- De la Sagesse à Une saison en enfer / MAEKAWA Yasuko p.95-104
- Paroles du narrateur et Paroles des Personnages : Sur l'emploi du tiret et des guillemets chez Céline / KOHARA Hiromichi p.105-137
4号 1987年7月
- Arthur Rimbaudの詩におけるイエス像と自己破壊 / 前川 泰子 p.1-13
- ランボー，永遠と《精》と / 瀬川 純夫 p.15-28
- Pascalの言語観 : 認識と言語 / 吉田 好克 p.29-52
3号 1986年7月
- 仮面の劇 : モリエール『人間嫌い』について / 矢橋 透 p.1-14
- ランボー，《声》と形象 / 瀬川 純夫 p.15-28
2号 1984年10月
- 説話の構造 ： 計量分類学の援用による試論 / 小田 淳一 p.1-19
- モリエールの田園劇について ： サロン文学との関係を中心に / 矢橋 透 p.21-34
- Narcisse Parle / Narratrice Parque ： 「内的言語活動」と分裂 / 天野 利彦 p.35-47
- 『失われた時を求めて』に関する一考察 ： 「話者」における無垢のまなざし / 内藤 雅文 p.49-62
- Le Désert de l'amourにおける情念 ： ラシーヌの影響を中心に / 寺崎 千佳子 p.63-76
- Célineの学位論文《semmelweis》をめぐって ： 秩序と無秩序の始まり / 小原 弘道 p.77-87
- Une source possible de La Chute ： デ・フォレ『おしゃべり』との関係をめぐる考察 / 神郡 悦子 p.89-100
- 対数変換による情報効率の測定 / 上村 龍太郎／森本 司／小田 淳一 p.101-114
1号 1983年7月
- モリエール『エリード姫』について ： プレシオジテとの関連を中心に / 矢橋 透 p.1-12
- 『失われた時を求めて』 ： 物音をめぐる考察 / 赤荻 弘美 p.13-21
- 「パルク」の目覚めと言葉 / 天野 利彦 p.23-32
- セリーヌ的自我の内と外 ： 《Mort a credit》をめぐって / 小原 弘道 p.33-42
- L'imparfait narratif （「物語の半過去」）について ： 通時的視点から / 市川 雅己 p.43-58
- 自然言語における情報量の「ゆらぎ」の測定 / 上村 龍太郎／小田 淳一 p.59-66
- Shannon Renyiのエントロピー 及びOnicescuの情報エネルギーの比較と，その自然言語への応用 / 上村 龍太郎／小田 淳一 p.67-71