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一口に「応用言語学(Applied Linguistics)」といっても、一般的にそこに含まれる研究内容は多岐にわたり、またその研究対象やスコープも、言語学プロパーの定義、つまり言語についての基礎研究をどう定めるかによって変わってきます。したがって、応用言語学領域と聞いただけでは、そこで具体的にどんな研究や教育が行われているか、人によってかなり異なったイメージを思い浮かべるのではないかと思います。

私たちの応用言語学領域では、言語知識と言語運用に関する基礎研究を大切にしながら、それを基盤としてその上に複合領域的な応用研究を積み重ねていくことを全体の基本方針としています。そして、担当教員の専門や開設授業科目を見ていただければわかるように、私たちの領域の最大の特徴は、日本語を中心とした研究・教育体制という点にあります。

現在のところ、9名の教員が日本語を軸にした基礎的研究と応用的研究の連携というパースペクティヴの中で研究指導にあたっています。(詳細

院生は現在1年次から5年次まで総勢35名ほどが在籍しています(5年一貫制課程です)。留学生が多いのも私たちの領域の特色で、特に定員化しているわけではありませんが、国費と私費の留学生を併せて全体の半数強を占めています。留学生は、韓国、中国を中心に世界の様々な国や地域から集まっており、とても国際色豊かな研究室です。また逆に、海外の大学に留学したり、一時休学して日本語を教えに行ったりする学生もいます。(詳細

院生の研究テーマとしては、広い意味での現代日本語文法研究が最も盛んですが、記述的な文法研究とともに、生成文法といった理論的な立場からの研究、談話分析に基づく研究、さらには留学生を中心に対照研究なども数多く行われています。また、日本語教育・第二言語習得関係の研究、コンピュータを利用したコーパス分析、文字研究、音韻研究などヴァラエティーに富んだ研究が進められています。

そうした院生の研究成果発表の場として、私たちの領域では、教員・院生が共同編集する『筑波応用言語学研究』(詳細)、さらには一般言語学領域と協力して『筑波言語学論叢』を毎年発行しています。 私たちの領域では、これまで30を超える博士論文が提出されてきました。また国内外の研究・教育機関で言語学・日本語学・日本語教育の研究・教育に携わって活躍している出身者もかなりの数に上り、そのネットワークは私たちの領域の貴重な財産となっています。

 


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