過去の大会における発表等題目リスト
- 第三十回大会(平成十八年度)
研究発表
- 朴 熙永「「吉備津の釜」論―怪奇の構造を中心に―」
- 服部訓和「大江健三郎『河馬に噛まれる』試論」
- 小井土守敏「仮名本『曾我物語』の方法―「惟喬・惟仁の位あらそひの事」を通して―」
- 山下 直「学習者の側から見た「整った表現」を阻害する要因―学習者の「そして」の用法の分析―」
- 李 昇祐「日本語の状態記述二次述部と両義性」
- 石田プリシラ「英語慣用句の解釈方法について―日本語母語話者の第一言語の使用を中心に―」
- 那須昭夫「オノマトペの音配列をめぐって―HLL型語形の音韻構造―」
- 文 智暎・楊 卨郎・宮城 信・矢澤真人「日韓両言語の語順について」
- 永喜 宏「本学会の三十年を振り返る」
- 新藤協三「三十六歌仙と入木道」
- 第二十九回大会(平成十七年度)
研究発表
- 申 河慶「菊池寛『受難華』論」
- 田中真理「景物と人事―山部赤人の対句―」
- 石田喜美「ある教員志望学生のナラティブにおける複数の「声」の組織化―教材化プロセスにおける物語の「喪失」と「生成」―」
- 有田和臣「小林秀雄と大正期の思想状況」
- 任 利「女性性・男性性の表出と言語形式の選択―『社会百面相』を資料として―」
- 今田水穂「措定文と指定文の意味の取り扱いについて―述語論理と名詞句の指示理論を用いた形式的一般化―」
- 橋本 修「相対補充連体修飾節のテンス小考」
- 湊 吉正「国語教育研究と言語論」
- 第二十八回大会(平成十六年度)
研究発表
- 孔 月「芥川龍之介「将軍」論」
- 岩城賢太郎「謡曲<箙>の「語り」―謡曲の「いくさ語り」における「時」―」
- 五十里文映「島崎藤村「野末ものがたり」論―『文学界』を視座として―」
- 小尾 真「平野謙の視線―文芸時評を手がかりに―」
- 生天目知美「上下関係のある会話に見られる終助詞「よ」の使用」
- 中嶋香緒里「小学生の書く行為における相手意識の表出の分析―抽出児へのインタビューを中心に―」
- 宮城 信「相互行為を表す副詞の構文と意味―「互いに」類と「交互に」類について」
- 北原保雄「「回想」について―「過去」か「回想」か、いずれでもないか―」
- 第二十七回大会(平成十五年度)
研究発表
- 金 京姫「秋成の発句試論」
- 鷲崎秀一「岩野泡鳴「浅間の霊」論―<身体>が見せる有情滑稽―」
- 小林一貴「文章表現の学習における話題の展開に関する考察」
- 張 根壽「証拠性判断を表す副詞について」
- 増井展子「日本語母語話者による共生言語学習―接触経験を通じたインターアクション的調整の変化から―」
- 石田 尊「「潜在的受影者の受動文」について―顕在的受影者分析の可能性―」
- 萩原昌好「宮沢賢治の世界―文学と宗教と科学―」
- 第二十六回大会(平成十四年度)
研究発表
- 朱 衛紅「佐藤春夫における「文明人」の反転―「霧社」と「魔鳥」論―」
- 黄 東遠「山口素堂の漢詩文論―隠者文学としての俳諧との関連性を中心に―」
- 兪 在真「堀辰雄『聖家族』論」
- 飯田和明「小砂丘忠義の綴方教室」
- 林 逸菁「中国語母語話者と日本人の接触場面における効果的なフォリナー・トーク」
- 俵山雄司「「のだ」文とテクスト構造―内容区分とまとまりに関連して―」
- 川野靖子「変化動詞文における二種類の格交替」
- 小川栄一「和漢融合とコミュニケーション」
- 久保木哲夫「平安文学と古筆」
- 第二十五回大会(平成十三年度)
研究発表
- 李 顕周「太宰文学の変貌と雑誌メディア」
- 岡田浩行「小林秀雄の創作論」
- 久留原昌宏「前田夕暮・自由律短歌成立の背景」
- 佐藤智広「宗尊親王『文応三百首』の本文に関する一考察」
- 森田真吾「明治二〇年代における中学校文法教育の諸相―教科文典編集者の文体観に対する分析を中心として―」
- 茂木俊伸「とりたて詞と数量詞」
- 永田里美「中古和文系資料における否定疑問文」
- 馬 小兵「日本語の複合格助詞「について」と中国語の介詞<関于>」
- 小林賢次「日本語条件表現の流れ」
- 第二十四回大会(平成十二年度)
研究発表
- 李 志炯「大正初期『青鞜』派における<子供>への視線―<母性主義>と<良妻賢母主義>の狭間で―」
- 齋藤享子「ALLガイドラインの外国語カリキュラム研究上の位置づけ」
- 馬場美佳「尾崎紅葉「伽羅枕」論―<伝奇>と<小説>と―」
- 大野 出「元三大師御籤本考―御籤本が売れたのは何故か―」
- 冨樫純一「断りとして用いられた日韓「中途終了文」―語用論的な観点から―」
- 中澤信幸「近世における『韻鏡』と法華経字音学」
- 金 仁珠「『大鏡』の待遇表現―待遇主体の意図による表現効果―」
- 平田喜信「日記文学と定数歌」
- 第二十三回大会(平成十一年度)
研究発表
- 呉 俊永「『趣味の遺伝』論―「学問」に隠された「余」のエゴイズム―」
- 渡邊史郎「花田清輝「悲劇について」の認識」
- 小久保美子「戦後国語教育の指導理念に関する一考察」
- 中嶋朋恵「「餅談」考―『枕草子』「二月官の司に」段の歴史背景―」
- 金 珉秀「授受動詞の意味分析」
- 又平恵美子「予備発話とあいづち」
- 呉 鍾烈「局面動詞について」
- 佐藤琢三「「ナル」の文の発話と対人行為」
- 草薙 裕「コンピュータはどこまで日本語を理解するか―コンピュータ言語学の課題―」
- 第二十二回大会(平成十年度)
研究発表
- 天野知幸「三島由紀夫初期戯曲と戦後新劇」
- 白井伊津子「坂上郎女の枕詞の性格―有縁性と表象性の間」
- 山下 直「太宰治『待つ』の現代文教材としての可能性」
- 飯塚恵理人「伊勢物語古注釈における業平の妻」
- 李 淑姫「大蔵虎明本狂言集の原因・理由を表す接続形式について―その体系化のために―」
- 阿部二郎「引用句と格について」
- 郭 俊海「シンガポール人日本語学習者の動機(Motivations)と態度(Attitudes)について」
- 高山知明「一七世紀における前鼻音について」
- 伊藤 博「中臣宅守と敬語」
- 第二十一回大会(平成九年度)
研究発表
- 藤田浩暁「分裂する<イーハトヴ>」
- 奥田俊博「『万葉集』における仮名表記―表意性を有する例を中心に―」
- 浮田真弓「教育目標としての文学趣味の涵養―明治期中学校の公的カリキュラムと教育思潮―」
- 渦巻 恵「「堀河百首」の詠作方法」
- 奈部淑子「中古の「呼びかけ」の表現をめぐって」
- 安 善柱「条件文と理由文の対応関係について」
- 金久保紀子「外国人研究者の会話における文型的・待遇的特徴の分析―理科系研究者の録音資料の結果から―」
- 安 平鎬「構成物(Contents)のニ格構文をめぐって」
- 田口和夫「世阿弥自筆能本をめぐって」
- 永喜 宏「本学会の二十年を振り返る」
※このページは、以下の方々の制作された資料をもととしています。記して御礼申し上げます。
舟城梓・菅野恵・植田理子・川野辺綾子・福山恵理・坂爪昭