金澤 真美
(かなざわ まみ)
学年:4年次
『法華経』提婆達多品の「竜女成仏」が平安時代の文学に受容される過程を研究している。瞬く間に成仏を遂げた「竜女」の故事は、女性の往生に関わる場面で引用される。平安初期には早逝した皇妃の追善願文に用例が限定されていたが、願文の種類やそれに関わる女性の年齢は次第に拡大した。和歌や今様にも「竜女」を題材にした作品がある。仏典から文学に受容された「竜女」の表象の変化を明らかにすることが主なテーマである。
- 金澤真美、『法華経病余草』、『筑波大学附属図書館所蔵古典籍解題集』、筑波大学附属図書館所蔵古典籍調査プロジェクト、pp.143-162、2018年
- 金澤真美、「平安朝の願文と「竜女成仏」」、令和元年度文芸・言語専攻修士論文発表会、筑波大学、2020年2月
- 金澤真美、「大江朝綱「為左大臣息女女御修四十九日願文」における「竜女」」、第146回和漢比較文学会例会(東部)、国文学研究資料館、2020年1月
- 金澤真美、「平安朝の願文と「竜女成仏」——『本朝文粋』巻第十四の皇妃追善願文を中心に——」、筑波大学日本文学会月例会、筑波大学、2019年11月
- 金澤真美、「『本朝文粋』巻第十四における皇妃追善願文」、筑波大学日本文学会月例会、筑波大学、2018年7月