学会刊行物
「筑波大学日本文学会会報」バックナンバー
| 第1号 | 1977年1月 |
| 第2号 | 1977年12月 |
| 第3号 | 1978年11月 |
| 第4号 | 1979年12月 |
| 第5号 | 1980年11月 |
| 第6号 | 1981年11月 |
| 第7号 | 1982年12月 |
| 第8号 | 1983年12月 |
| 第9号 | 1984年12月 |
| 第10号 | 1986年1月 |
| 第11号 | 1987年2月 |
| 第12号 | 1988年1月 |
| 第13号 | 1989年1月 |
| 第14号 | 1990年2月 |
| 第15号 | 1991年2月 |
| 第16号 | 1992年2月 |
| 第17号 | 1993年2月 |
| 第18号 | 1994年2月 |
| 第19号 | 1995年2月 |
| 第20号 | 1996年2月 |
| 第21号 | 1997年1月 |
| 第22号 | 1998年2月 |
| 第23号 | 1999年2月 |
| 第24号 | 2000年2月 |
| 第25号 | 2001年2月 |
| 第26号 | 2002年2月 |
| 第27号 | 2003年2月 |
| 第28号 | 2004年2月 |
| 第29号 | 2005年2月 |
| 第30号 | 2006年2月 |
| 第31号 | 2007年2月 |
| 第32号 | 2008年2月 |
| 第33号 | 2009年2月 |
| 第34号 | 2010年2月 |
| 第35号 | 2011年2月 |
| 第36号 | 2012年2月 |
| 第37号 | 2013年2月 |
| 第38号 | 2014年2月 |
| 第39号 | 2015年2月 |
| 第40号 | 2016年2月 |
| 第41号 | 2017年2月 |
『稿本近代文学』バックナンバー
第43集、2020年3月発行
| 夏目漱石「三四郎」と「注意」 の心理学(続)—青年男女の情緒的関係— | 馬場 美佳 | 1 |
| 文芸誌から読みとく「文学史」試論—『すばる』「読者のページ」を題材に— | 宮崎 貴明 | 17 |
第42集、2019年3月発行
| 菊池幽芳が描く〈狂気〉 —「ひところし」「あぐり」「⿊影」の三作品をめぐって— | 佐々木 岳 | 1 |
| 泉鏡花「湯女の魂」論 | 植田 理子 | 21 |
| =著書紹介= 鷲﨑秀一著『近代⽂学における〈笑い〉の⼩説の⽣成』 | 章 瑋 | 41 |
| =著書紹介= 村上祐紀著『森鷗外の歴史地図』 | 堀下 翔 | 43 |
第41集、2018年3月発行
| 夏目漱石「三四郎」と「注意」の心理学 —⻘年意識における「無意注意」と「有意注意」の物語— | 馬場 美佳 | 1 |
| 太宰治「列車」論 —プロレタリア⽂学的志向と逸脱— | 野口 尚志 | 16 |
| =著書紹介= 新保邦寛著『短篇⼩説の⽣成—鷗外〈豊熟の時代〉の⽂業、及びその外延—』 | 渡邊 史郎 | 33 |
第40集(新保邦寛先生御退職記念号)、2016年3月発行
| 新保邦寛先生の御退職に際して | 渡邊 史郎 | 1 |
| 藤村『夏草』の序歌(『琴後集』)をめぐって ——「心の戦」としての詩歌—— | 五十里 文映 | 3 |
| 戦死者よ、個人に帰れ ——夏目漱石「趣味の遺伝」とThe View of the World—— | 馬場 美佳 | 22 |
| 新温泉に行く大阪の坊っちゃん ——岩野泡鳴「ぼんち」—— | 鷲﨑 秀一 | 40 |
| 金花は〈神聖〉なのか ——芥川龍之介「南京の基督」試論—— | 王 菁潔 | 52 |
| 内的世界の旅人 ——中原中也「修羅街輓歌」—— | 佐藤 元紀 | 61 |
| 批評の現在性(ナウネス) ——小林秀雄『文芸評論』の非批評というかたち—— | 岡田 浩行 | 79 |
| 川端康成「扉」論 ——〈虚無〉からの解放—— | 姜 惠彬 | 98 |
| 太宰治「彼は昔の彼ならず」における〈性格〉と断片性 | 野口 尚志 | 109 |
| 罪と罰 ——花田清輝の戦争責任論への前梯的考察—— | 渡邊 史郎 | 119 |
| 安部公房「洪水」論 ——人間液化とその寓意—— | 胸組 芙佐子 | 146 |
| 飯島耕一「ウィリアムブレイクを憶い出す詩」の風景と自由 ——リベラルな日米同盟、あるいは大岡信とサム・フランシス—— | 服部 訓和 | 157 |
| 島々の歴史 ——有吉佐和子『恍惚の人』『日本の島々、昔と今。』—— | 村上 祐紀 | 175 |
| 片岡文雄「山鬼」論 ——「地方性」の追求—— | 永橋 禎子 | 188 |
| =博士論文紹介= 王菁洁著『大正期の幸田露伴』 | 胸組 芙佐子 | 205 |
| 佐藤元紀著『中原中也初期詩篇研究:1930年前後までの詩的ポリティクス』 | 姜 惠彬 | 206 |
| 姜惠彬著『川端康成初期作品研究』 | 蓮見 洋介 | 207 |
第39集、2014年12月発行
| 「白痴」たちの「夢」 —中原中也「詩友に」、「寒い夜の自我像」をめぐって— | 佐藤 元紀 | 1 |
| 安部公房「バベルの塔の狸」論 —理想の創作者とシュールリアリズム | 胸組 芙佐子 | 14 |
| 大西巨人氏を偲ぶ —『神聖喜劇』『深淵』など— | 平岡 敏夫 | 27 |
| 「いとけない少年兵」の入水 —戦争体験と詩作— | 平岡 敏夫 | 32 |
第38集、2013年12月発行
| 女役者をめぐる文学 —小栗風葉・広津柳浪と泉鏡花— | 植田 理子 | 1 |
| 芥川龍之介「黒衣聖母」論 —メリメ「イールのヴィナス」との比較分析を通じて— | 姜 惠彬 | 15 |
| 台湾大学国際シンポジウムに参加して —映画「セデック・バレ」・森於菟に及ぶ— | 平岡 敏夫 | 25 |
| =博士論文紹介= 野口尚志著『太宰治・初期作品の展開』 | 王 菁潔 | 28 |
第37集、2012年12月発行
| 近代滑稽小説の系譜(二) —国木田独歩「牛肉と馬鈴薯」— | 鷲﨑 秀一 | 1 |
| 幸田露伴『出盧』論 | 本庄 あかね | 10 |
| 幸田露伴『運命』における歴史叙述の問題 —建文出亡から考えて— | 王 菁潔 | 24 |
| 「事実」を語ること ——芥川龍之介「猿蟹合戦」—— | 佐藤 元紀 | 34 |
| 物理学者・寺田寅彦の連句 | 永橋 禎子 | 48 |
| 川端康成「或る詩風」論 —概念化された表現手段の限界— | 姜 惠彬 | 63 |
| 太宰治「めくら草紙」論 ——〈空虚〉な〈私〉とボードレール、象徴主義—— | 野口 尚志 | 78 |
| 新井豊美さんの言葉 —尾道・瀬戸内・塩飽島— | 平岡 敏夫 | 97 |
第36集、2011年12月発行
| 『みだれ髪』における「自我独創の詩」の試み | 福山 恵理 | 1 |
| 北原白秋「浴室」の詩法 —時の推移の表現をめぐって— | 本庄 あかね | 14 |
| 萩原朔太郎「月光と祈禱」における「青い鳥」の解体と再構成 | 尾髙 悠一 | 25 |
| 集古会から見る『渋江抽斎』 | 村上 祐紀 | 38 |
| 〈文語定型詩〉の戦略性 —中原中也「朝の歌」、「臨終」が示すもの— | 佐藤 元紀 | 48 |
| 博士論文紹介 村上祐紀著『森鷗外の歴史叙述』 | 福山 恵理 | 71 |
| 著書紹介 馬場美佳著『「小説家」登場—尾崎紅葉の明治二〇年代』 | 村上 祐紀 | 72 |
第35集、2010年12月発行
| 〈神〉と〈河童〉の織りなす舞台 —泉鏡花「風流線」と河竹黙阿弥「黄門記童幼講釈」との対比から— | 植田 理子 | 1 |
| 志賀直哉「城の崎にて」試論 —人道主義者ゆえの佇立— | 五十里 文映 | 18 |
| 幸田露伴「狂濤艶魂」考 | 王 菁潔 | 32 |
| 「認識以前に書かれた詩」から〈詩〉ヘ —中原中也「ノート1924」と〈詩〉の問題をめぐって | 佐藤 元紀 | 40 |
| ノモンハンの記憶 —チョルモン氏のサイチンガ論にふれて— | 平岡 敏夫 | 57 |
| 博士論文紹介 | 村上 祐紀 | 60 |
第34集、2009年12月発行
| 川上眉山『大村少尉』論 —〈社会〉による心的変容— | 菅野 恵 | 1 |
| 明治中期の俳句におけるキリギリス・コオロギ観の変化 —『俳諧明倫雑誌』と『ホトトギス』の比較 | 永橋 禎子 | 15 |
| 石川啄木「愁調」論 —四四四六調による詩壇への登場— | 柳澤 有一郎 | 34 |
| 自転車の詩学 —大江健三郎「不満足」『個人的な体験』を読む | 服部 訓和 | 44 |
| 啄木・光太郎を変奏して —詩集『蒼空』— | 平岡 敏夫 | 64 |
| 博士論文紹介 魯惠卿著『泉鏡花小説の生成』 | 植田 理子 | 67 |
| 博士論文紹介 服部訓和著『大江健三郎小説研究—一九七〇年前後まで—』 | 永橋 禎子 | 68 |
第33集、2008年12月発行
| 幸田露伴「露団々」小考 ——ぶんせいむの〈愉快なる生活〉 | 村上 裕紀 | 1 |
| 韻律の彼方へ ——山田美妙「田舎聖者」「鎌倉小雛失明恨」を中心として—— | 本庄 あかね | 15 |
| 川上眉山『書記官』論 ——心意の主題化—— | 菅野 恵 | 31 |
| 正岡子規「俳諧大要」に見られる季節感 ——東洋・西洋的季節区分と〈感〉〈感情〉—— | 永橋 禎子 | 43 |
| 明治・大正期における〈笑い〉の変容 | 鷲﨑 秀一 | 57 |
| 〈ダダイスト〉が恋を歌うこと ——中原中也「ノート1924」—— | 佐藤 元紀 | 79 |
| 悪夢と「つながり」はどこへ ——中野重治「春さきの風」とその周辺(下) | 渡邊 史郎 | 94 |
| 森川義信と「死んだ男」 | 平岡 敏夫 | 108 |
| 「言葉」のかたち、「鯨」のかたち ——大江健三郎「月の男(ムーン・マン)」 | 服部 訓和 | 115 |
| 「ベッドタイムアイズ」における小説言語の獲得 ——山田詠美・小林秀雄の〈肉体〉と〈言葉〉 | 有田 和臣 | 135 |
| 博士論文紹介 鷲﨑秀一著『近代文学における〈笑い〉の小説の生成』 | 服部 訓和 | 152 |
第32集、2007年12月発行
| 『寒山落木』という実験場 —編集に見る〈哲學〉的営為— | 水橋 禎子 | 1 |
| 『みだれ髪』まで —「明星」における新体詩の受容と短歌— | 福山 恵理 | 2 |
| 北原白秋「天艸島」論 —『旧約』中の「雅歌」の再編にふれて— | 本庄 あかね | 38 |
| 森鷗外「都甲太兵衛」論 | 村上 祐紀 | 57 |
| 読み換えられた〈第二の誕生〉 —小林秀雄「佐藤春夫のヂレンマ」論— | 岡田 浩行 | 70 |
| わたしらは労働者、母親がひとり —中野重治「春さきの風」とその周辺(上) | 渡邊 史郎 | 84 |
| 太宰治「ロマネスク」論 —「嘘」による〈芸術〉の夢想— | 野口 尚志 | 107 |
| 「若い日本の会」と青年の(不)自由 —江藤淳と大江健三郎— | 服部 訓和 | 134 |
| 詩集『明治』への杉野要吉氏の手紙 | 平岡 敏夫 | 150 |
| 詩集『明治』への杉野要吉氏の手紙 | 野口 尚志 | 154 |
第31集、2006年12月発行
| 未熟な〈感情〉、成熟な〈理知〉 —明治二十八年における調和的風潮と島崎藤村— | 五十里 文映 | 1 |
| 「忠君愛国」のレッスン —森鷗外「栗山大膳」論 | 村上 祐紀 | 16 |
| 太宰治「作家の手帖」論 —〈自嘲〉の書— | 厳 大漢 | 30 |
| 安岡章太郎「愛玩」論 —〈われ〉なき〈反抗〉の陥穽— | 馬場 美佳 | 43 |
| 〈天皇陛下〉が〈鬼〉に変わる —大江健三郎『遅れてきた青年』における絶対者の系譜— | 服部 訓和 | 55 |
| 成都を訪れて —中国・日本文学研究会第十回大会— | 平岡 敏夫 | 71 |
| =博士論文紹介= 五十里文映著『『文学界』時代の島崎藤村』 | 岡田 浩行 | 75 |
第30集、2005年12月発行
| 拝金宗の〈世界〉 —尾崎紅葉「三人妻」論 | 馬場 美佳 | 1 |
| 透谷の〈無限〉、藤村の〈無常〉 —島崎藤村「山家ものがたり」論— | 五十里 文映 | 17 |
| 川上眉山『野人』論 —義和団事件という方法— | 菅野 恵 | 41 |
| 歴史叙述の実験 —森鷗外「津下四郎左衛門」論— | 村上 祐紀 | 58 |
| 『戲曲日本橋』の成立 —鏡花小説と新派の方法— | 植田 理子 | 72 |
| 太宰治「猿面冠者」論 —作家として立つための模索— | 野口 尚志 | 92 |
| 『浜辺のうた』への手紙 —最初の北川透氏・最後の杉野要吉氏より— | 平岡 敏夫 | 105 |
| =博士論文紹介= 岡田浩行著『小林秀雄の〈遂行的〉批評 —「様々なる意匠」成立まで—』 | 五十里 文映 | 114 |
| =博士論文紹介= 兪在真著『堀辰雄初期作品研究 —モダニズムの受容と変容—』 | 厳 大漢 | 115 |
第29集、2004年12月発行
| 〈心理学〉的一代記 —「伽羅枕」論 | 馬場 美佳 | 1 |
| 〈An humanの心情を説く〉 —明治二十六年における『文学界』の論調— | 五十里 文映 | 12 |
| 近代滑稽小説の系譜 —国木田独歩「園遊会」— | 鷲﨑 秀一 | 34 |
| 川上眉山訳『三銃士』論 —〈戦争文学〉への階梯— | 菅野 恵 | 45 |
| 芸術家の技巧と意識 —小林秀雄「芥川龍之介の美神と宿命」論— | 岡田 浩行 | 64 |
| 堀辰雄初期文学の〈遊戲性〉 —「手のつけられない子供」と「羽掃き」— | 兪 在真 | 78 |
| 『〈夕暮れ〉の文学史』と『浜辺のうた』 —研究と詩作の連動— | 平岡 敏夫 | 95 |
| =博士論文紹介= 馬場美佳著『尾崎紅葉研究 —〈紅露の時代〉を中心に—』 | 岡田 浩行 | 102 |
第28集(特集:さまざまな「小説」観)、2003年12月発行
| 清玄の行方 —尾崎紅葉「心の闇」論 | 馬場 美佳 | 1 |
| 〈鼻〉言説と〈笑い〉を問う文学 —芥川龍之介「鼻」論— | 鷲﨑 秀一 | 17 |
| 〈悄気〉る〈私〉、〈俺〉 —小林秀雄・滑稽本小説「飴」という創作— | 岡田 浩行 | 28 |
| 堀辰雄「眠つてゐる男」論 —超現実主義との比較を通して— | 兪 在真 | 41 |
| 「かれら」の「神話(ミュートス)」 —花田清輝「現代のアポロ」— | 渡邊 史郎 | 52 |
| 「われら」の孤独、「戦後民主主義者」の孤独 —大江健三郎『われらの時代』— | 服部 訓和 | 76 |
| 鬼か獣か、そして〈アンクル・トム〉へ —近代日本国家成立期の文学テキストの中の中国人— | 新保 邦寛 | 90 |
| 反復する再生譚の行方 —「火の鳥」中絶後の太宰文学— | 山口 浩行 | 99 |
| 詩集『塩飽 Shiwaku』の刊行について —わが〈戦後史〉〈戦後詩〉— | 平岡 敏夫 | 110 |
| =博士論文紹介= 渡邊史郎著『花田清輝における批評原理の成立 —『復興期の精神』への条件』 | 馬場 美佳 | 113 |
| 特集について | 渡邊 史郎 | 114 |
第27集、2002年12月発行
| 未だ見ぬ真の滑稽〈ユーモア〉 —国木田独歩「郊外」論— | 鷲﨑 秀一 | 1 |
| 『青島戦記』『青島攻囲陣中記』 —戦記を包含する文学研究に向けて— | 平岡 敏夫 | 12 |
| 芸は芸を隠すにあり —〈「藪の中」研究史〉は〈「藪の中」の芸〉を隠すにあり— | 新保 邦寛 | 16 |
| 「反省の反省」・「無数の焦点」 —花田清輝の『白光』時代— | 渡邊 史郎 | 23 |
| 三島由紀夫「あやめ」論 —能のアダプテーション、その先駆 | 天野 知幸 | 46 |
| 二項対立のために —大江健三郎「青年の汚名」論— | 服部 訓和 | 60 |
第26集、2001年1月発行
| 〈裸体画〉小説の自立 —尾崎紅葉「むき玉子」論 | 馬場 美佳 | 1 |
| 泉鏡花「黒壁」の変容 —紅葉の添削を手がかりとして— | 魯 惠卿 | 13 |
| 「限り無き意味を寓す」る新体詩 —藤村〈うすごほり〉詩篇論— | 五十里 文映 | 26 |
| 見慣れた〈世界(コスモス)〉を見慣れない〈世界(カオス)〉のように —鷗外「普請中」— | 新保 邦寛 | 44 |
| 一九一○年代の日本におけるレズビアニズム —「青鞜」同人を中心に— | 呉 佩珍 | 51 |
| 堀辰雄「風景」論 | 兪 在真 | 66 |
| 近代日本の朝鮮人像の形成 —玄永爕「朝鮮人の進むべき道」を中心に— | 南 富鎮 | 77 |
| バンコクの放課後 | 平岡 敏夫 | 87 |
第25集、2000年12月発行
| 鷗外「沈黙の塔」 —一名、概世悲歌《拝火教徒(パアシイ)》騷動始末記 | 新保 邦寬 | 1 |
| 近代日本の朝鮮人像の形成 —朝鮮人の美徳とその受容について— | 南 富鎮 | 10 |
| 過去を綴る〈書き手〉 —志賀直哉『和解』論— | 渡部 茂樹 | 22 |
| 横光利一「朦朧とした風」論 —人物造形から— | 光田 亮子 | 32 |
| 「弁証法」と「デペイズマン」 —花田清輝「弁証法的低物価政策」と「赤ずきん——杉山平助の肖像画」— | 渡邊 史郎 | 45 |
| 変貌する〈風景〉・排除される〈過去〉 —「東京八景」試論— | 山口 浩行 | 60 |
| 時枝誠記の戦中・戦後 —『文章研究序説』における言語理論の再検討をふくめて— | 笹沼 俊暁 | 72 |
| 坊城俊民著作目録稿 | 杉山 欣也 | 86 |
| 韓国日本文学会講演と釜山再訪 —〈近代的自我〉と〈夕暮れ〉— | 平岡 敏夫 | 101 |
第24集、1999年12月発行
| 貞婦の〈心理(こころ)〉 —尾崎紅葉「夏痩」論 | 馬場 美佳 | 1 |
| 方法的な、余りに方法的な —「鶏」から「金貨」へ、そして「金毘羅」 | 新保 邦寛 | 16 |
| 「内鮮結婚」の文学 —与謝野鉄幹と李人稙においての恋愛と結婚— | 岡田 浩行 | 41 |
| 時事新報「文芸」欄目録(一四) —大正15年・昭和元年(1926)7月〜12月 | 池内 輝雄 | 53 |
| 中島敦『北方行』〈伝吉の物語〉論 | 橋本 忠広 | 64 |
| 花田清輝「東亜協同体論と国家主義」のポリティーク | 渡邊 史郎 | 76 |
| 時枝誠記の「文学」批判 —岡崎義恵との論争をとおして— | 笹沼 俊暁 | 91 |
| 『金閣寺』の「裏の筋」 —住職と「私」との関係をめぐる一仮説— | 許 昊 | 102 |
| 山田詠美『放課後の音符(キイノート)』の位相 —女子高生ブームと「ニュー不良」の自立— | 有田 和臣 | 115 |
| 東南アジア講演紀行 —台北・バンコック・クアラルンプール— | 平岡 敏夫 | 133 |
第23集、1998年12月発行
| 物語の会話分析・序説 —『三醉人経綸問答』を鏡として— | 西田谷 洋 | 1 |
| 明治三十一年から始まる鴎外史伝(二) —夢の日本近世美術史料館— | 目野 由希 | 11 |
| 没理想論争と田山花袋 —『野の花』論争における『審美新説』受容の評価をめぐって— | 坂井 健 | 22 |
| 永井荷風「歓楽」論 | 山口 浩行 | 37 |
| 石川啄木とトルストイの日露戦争論 | 平岡 敏夫 | 46 |
| 「腕くらベ」論 —雑誌『文明』との関わりから— | 馬場 美佳 | 52 |
| 『地獄変』試解 —「見る」という呪縛— | 西原 千博 | 63 |
| 「秋山図」の可塑性 —白秋の詩「金の入日に繻子の黒」を重ねてみて— | 新保 邦寛 | 80 | 時事新報「文芸」欄目録(13) —大正15年1月〜6月— | 池内 輝雄 | 87 |
| 湯浅克衛文学と朝鮮総督府の心田開発 | 南 富鎭 | 102 |
| 坂口安吾「木々の精、谷の精」論 —聖なる美の世界への訣別— | 後藤 信雄 | 116 |
| 「苧菟と瑪耶」論 —その達成と『赤絵』第一号— | 杉山 欣也 | 124 |
第22集、1997年12月発行
| 明治三十一年から始まる鷗外史伝(一) —鷗外の日本近世美術史— | 目野 由希 | 1 |
| 〈遠近法〉の時代 —森林幻想と「高野聖」と— | 新保 邦寛 | 11 |
| 小説と三面記事の力学 —永井荷風「闇の叫び」と「岩谷事件」— | 木戸 雄一 | 25 |
| 少年時代への憧憬 —同名小説『少年の悲哀』をめぐって— | 丁 貴連 | 39 |
| 英雄の死 —『行人』の神話的造型— | 稲垣 政行 | 55 |
| 「秋」におけるアイロニー —「三四郎」美禰子の継承— | 高橋 龍夫 | 69 |
| 中島敦「北方行」の丸括弧と〈三造の物語〉 | 橋本 忠広 | 78 |
| 金史良文学に現れた白々教事件の影 —『草深し』を中心に据えて— | 南 富鎭 | 90 |
| 三島由紀夫「火宅」と戦後新劇 | 天野 知幸 | 101 |
| 『金閣寺』論 —手記とモノローグの間— | 許 昊 | 116 |
| 丸岡明 著作年譜 | 池内 輝雄 | 126 |
| 啄木書簡の魅力 —第12回啄木賞受賞記念講演— | 平岡 敏夫 | 141 |
第21集、1996年11月発行
| 研究雑感 —著書・論文・献本・書評など— | 平岡 敏夫 | 1 |
| 没理想論争の背景 —想実論の中で— | 坂井 健 | 4 |
| 『金色夜叉』三題 | 和田 康一郎 | 15 |
| 日韓帰郷小説に見られる故郷の意味をめぐって —独歩『帰去来』と廉想歩『万歳前』— | 丁 貴連 | 24 |
| 「独探」を読む —〈谷崎もの〉という形式— | 新保 邦寛 | 42 |
| 「手巾」論 —大正の言説との位相— | 高橋 龍夫 | 50 |
| 『葱』試解 —作品を飛び出す作中人物— | 西原 千博 | 60 |
| 〈イーハトヴ童話〉「どんぐりと山猫」論 —学童、一郎の物語として— | 藤田 浩暁 | 74 |
| 金史良『光の中に』と創氏改名 | 南 富鎭 | 89 |
第20集、1995年11月発行
| 余計者と国家 —金史良の『留置場で会った男』と国木田独歩の『号外』の比較文学的考察— | 丁 貴連 | 1 |
| 「坊つちやん」に読む子規の影 | 平岡 敏夫 | 15 |
| 谷崎潤一郎『少年』 —禁断の西洋館あるいは母親離れの物語— | 西 荘保 | 18 |
| 『或日の大石内蔵助』試解 —話者と作中人物— | 西原 千博 | 28 |
| 神の如く美しく、神に咒われしもの —「人魚の嘆き」論— | 新保 邦寛 | 45 |
| 谷崎潤一郎「アヹ・マリア」試解 —「妄想」をめぐる「私」の遍歴 | 小林 真二 | 56 |
| 『時事新報』文芸欄目録(13) —大正15年1月〜6月 | 池内 輝雄 | 67 |
| 中島敦の初期と朝鮮 —その浮遊する朝鮮人像— | 南 富鎮 | 79 |
| 三島由紀夫「酸模」の出発 —『学習院輔仁会雑誌』との関連から— | 杉山 欣也 | 89 |
| 表象される「花田清輝」 —「ブリダンの驢馬」を巡る言説— | 渡邊 史郎 | 100 |
| 〈おれ〉の〈ユダヤ性〉にみる実存的状況 —安部公房『赤い繭』論— | 李 貞熙 | 117 |
| 川端康成『古都』試論 —《衰滅》の予兆と萌芽の予感と— | 三谷 憲正 | 134 |
第19集、1994年11月発行
| 民衆運動の近代小説・序説Ⅱ | 西田谷 洋 | 1 |
| コンコード行き —エマソン・透谷— | 平岡 敏夫 | 11 |
| 『蝙蝠物語』成立考 | 坂井 健 | 13 |
| 「人面疽」 —〈活動写真的な小説〉から文明批評小説へ | 新保 邦寛 | 26 |
| 大正期の谷崎における「遊び」 —『途上』 を軸にして— | 李 進厚 | 34 |
| 時事新報「文芸」欄目録(11) —大正14年1月〜6月 付・芥川龍之介、泉鏡花の新資料など | 池内 輝雄 | 42 |
| 初期小林秀雄の思想形成 —ニーチェ「力への意志」と「宿命」— | 有田 和臣 | 60 |
| 中島敦『虎狩』の展開 —〈虎〉をめぐって | 南 富鎮 | 96 |
| 石川淳「処女懐胎」試論 —ユング・「大きな物語」・クローデル— | 杉浦 晋 | 105 |
| 三島由紀夫の作品における女中像の系譜 —「料理番の女」から蓼科まで— | 許 昊 | 132 |
| 安部公房『デンドロカカリヤ』論 —または、「極悪の植物」への変身をめぐって— | 李 貞熙 | 143 |
第18集、1993年11月発行
| 民衆運動の近代小説・序説I | 西田谷 洋 | 1 |
| 『高野聖』の世界 —「風穴」を中心に— | 坂井 健 | 13 |
| 小杉天外の「写実小説」と読者 | 木戸 雄一 | 22 |
| 『夢十夜』研究 —悪夢論— | 鈴木 茂樹 | 39 |
| 谷崎潤一郎『法成寺物語』論 —「此の世に見られぬ微妙の相」を求めて— | 西 荘保 | 45 |
| 「魔術師」 —もう一つの「少年」 | 新保 邦寛 | 57 |
| 芥川龍之介「開化の殺人」 —柳北・新富座・《夜の燈》— | 橋川 俊樹 | 68 |
| 『奉教人の死』試解 —「刹那の感動」を見るということ— | 西原 千博 | 85 |
| 芥川龍之介「犬と笛」 —その献辞について— | 平岡 敏夫 | 96 |
| 「愛すればこそ」を読み解くために —登場人物像に関するノート— | 和田 康一郎 | 98 |
| 『藪の中』試解 | 荒川 裕 | 109 |
| 『春と修羅』における「鳥」 —妹の死を題材とした詩を中心に— | 高 漢範 | 120 |
| 初期小林秀雄の思想形成序論 —ニーチェの影響を中心に— | 有田 和臣 | 133 |
| 太宰治・昭和十三年前後の〈転向〉 | 山口 浩行 | 142 |
| 太宰治「皮膚と心」試論 —『ヨブ記』そして『ボヷリー夫人』と— | 三谷 憲正 | 151 |
| 「山月記」 —その構築美の世界 | 高橋 龍夫 | 161 |
| 堀辰雄と三島由紀夫 —堀批判の根底にあるもの— | 許 昊 | 172 |
第17集(平岡敏夫先生御退職記念号)、1992年11月発行
| 西南戦争ものに関する小考察(三) | 坂井 健 | 1 |
| 北村透谷「富士山遊びの記憶」の一齣 —谷村・長安寺「血縁の人の墓」— | 平岡 敏夫 | 27 |
| 「塵の中」へ、そして「塵の中」から —龍泉寺町在住期における一葉の「塵」への思い— | 犬井 善壽 | 31 |
| 泉鏡花「化鳥」の文体 —語り手の人物像をめぐって— | 早川 美由紀 | 43 |
| あるイニシエーションの物語 —「少年」再考— | 新保 邦寛 | 57 |
| 夏目漱石『行人』 —その全体像— | 稲垣 政行 | 65 |
| 芥川龍之介・仙人の系譜 —「仙人」「黄粱夢」「杜子春」— | 単 援朝 | 80 |
| 山本有三文学の変遷 —初期社会劇の系譜— | 岡田 幸一 | 93 |
| 彫像になる女たち —谷崎潤一郎〈永遠の女性〉への歩み— | 西 荘保 | 100 |
| 蔵原惟人論 —芸術大衆化論争の前史に関する一考察— | 杉浦 晋 | 112 |
| 「様々なる意匠」・実践の方程式 | 有田 和臣 | 128 |
| 坂口安吾「木枯の酒倉から」論 —想像力の提起— | 小林 真二 | 146 |
| 中原中也の童話 —賢治の童話との関係など— | 崔 蓮姫 | 158 |
| 太宰治・「玩具」の方法 | 宮崎 真素美 | 167 |
| 『無からの抗争』から『日本への回帰』へ —戦時下の影— | 阿毛 久芳 | 174 |
| 「走れメロス」試論 —〈リアリズム〉と〈ロマンチシズム〉の相克をめぐって— | 三谷 憲正 | 181 |
| ラムネ氏のゆくえ —死せざればただの怪物— | 浅子 逸男 | 195 |
| 三島由紀夫と「椿事」 —『テレーズ・デスケルー」の影響を中心に— | 許 昊 | 201 |
| 三島由紀夫のアメリカ体験・序説 | 小埜 裕二 | 211 |
第16集、1991年11月発行
| 西南戦争ものに関する小考察(二) | 坂井 健 | 1 |
| 『忘れ得ぬ人々』から「忘れえぬ人々」へ | 新保 邦寛 | 15 |
| 夏目漱石『三四郎』 —美しい芝居— | 稲垣 政行 | 22 |
| 『家』におけるお種とお雪の異同 —〈新しい家〉をめぐって— | 呉 徳慶 | 32 |
| 『薮の中』試解 | 西原 千博 | 39 |
| 「馬の脚」から「河童」へ —中期以後の芥川文学の一面— | 単 援朝 | 51 |
| 坂口安吾「黒谷村」論 | 小林 真二 | 60 |
| 太宰治「葉」に関する若干の補注 —〝資料〟と〝伝説〟の〈距離〉をめぐって— | 三谷 憲正 | 70 |
| 鮎川信夫の初期評論 —第一次「荒地」所載の三評論をめぐって— | 宮崎 真素美 | 83 |
| 「駈込み訴へ」試論 —「小鳥の声」の獲得— | 山口 浩行 | 92 |
| 「苧蒐と瑪耶」論 —〈美的迷宮〉〈死の練金術〉について— | 小埜 裕二 | 101 |
| 三島由紀夫の長編小説考 —「個人の小説」の系譜を辿って— | 許 昊 | 113 |
| 『塩飽の船影 明治大正文学藻塩草』への書簡 | 伊藤 博 | 128 |
| わが小説「母の歴史」について | 平岡 敏夫 | 130 |
第15集、1990年11月発行
| 車窓の風景・〈眼〉の解放 —明治三十年代の文学を考える(3) — | 新保 邦寬 | 1 |
| 「通夜物語」上演をめぐって —明治四十年前後の鏡花評価— | 飯塚 恵理人 | 13 |
| 『羅生門』試解 —「下人」と「作者」— | 西原 千博 | 31 |
| 芥川の中国旅行とその後 | 高橋 龍夫 | 45 |
| 「城の崎にて」試解 —〈事実〉と〈表現〉の果てに— | 三谷 憲正 | 58 |
| 宮沢賢治の挽歌試論 —「おまへ」と「みんな」を中心に— | 高 漢範 | 72 |
| 『銀河鉄道の夜』 —幻想への階梯— | 村上 英一 | 81 |
| 石川淳『佳人』について | 奥田 俊博 | 92 |
| 「川端康成研究」 —『雪国』について— | 仲島 恵美子 | 101 |
| 佐藤春夫台湾旅行行程考 | 邱 若山 | 114 |
| 『「舞姫」への遠い旅』への往復書簡 —〈読む〉ということ— | 藤井 淑禎 | |
| 平岡 敏夫 | 126 |
第14集(明治二十年代前後の埋没小説2)、1990年11月発行
| 西南戦争ものに関する小考察(一) | 坂井 健 | 1 |
| 南翠外史『新説 黄金廼花籠』 | 西 荘保 | 10 |
| 『花茨胡蝶廼彩色』(古川魁蕾子著) —毒婦物の一展開— | 早川 美由紀 | 19 |
| 三世柳亭種彦『貞烈美談 小夜時雨』ノート | 和田 康一郎 | 31 |
| 『地獄極楽 怪化乃夢 前編』 —ユートピアとしての〈冥府〉— | 宮崎 真素美 | 40 |
| 『三春落花 獄裏ノ夢』と『楚囚之詩』 | 平岡 敏夫 | 54 |
| もう一つの『牡丹燈籠』 —香夢楼主人『神経小説 怪談牡丹燈』試論— | 内田 康 | 57 |
| 『独立美談 東洋開化の魁』試解 | 呉 徳慶 | 67 |
| 『日本漫遊 外人膝栗毛』についての一考察 | 王 虹 | 74 |
| 奥村玄次郎『冒険立志 砂中の黄金』紹介 | 杉浦 晋 | 85 |
| 彩霞園柳香『蔦紅葉函嶺夕霧』をめぐって —明治の一戯作者の肖像— | 久留原 昌宏 | 93 |
| 勧懲小説考 —鳴子逸史著『二葉廼鏡面』論— | 許 昊 | 106 |
| 海鶴仙史著『大和撫子』 —『小説神髓』と『当世書生気質』との関連— | 単 援朝 | 118 |
第13集、1989年11月発行
| 北村透谷の家系について —祖父玄快は伊達玄斎— | 平岡 敏夫 | 1 |
| 没理想論争の実相 —経験論者鷗外と観念論者逍遥— | 坂井 健 | 3 |
| 坪内逍遥「没理想論」と老荘思想 | 坂井 健 | 12 |
| 『予備兵』『義血俠血』から『滝の白糸』へ —川上音二郎の上演をめぐって— | 飯塚 恵理人 | 21 |
| 「春の鳥」の執筆時期をめぐって —中期の独歩文学とその背景から— | 新保 邦寛 | 38 |
| 「少年」における光子像 | 西 荘保 | 54 |
| 『ひよっとこ』試解 | 西原 千博 | 64 |
| 芥川龍之介『蜜柑』について | 仁野平 智明 | 74 |
| 中国旅行前の芥川 —大正九、十年の作品から— | 高橋 龍夫 | 84 |
| 『銀河鉄道の夜』 —鳥捕りをめぐって— | 村上 英一 | 92 |
| 石川淳「マルスの歌」試論 | 杉浦 晋 | 102 |
| 「奔馬」試論 —「剣」の次郎から「奔馬」の勲へ— | 小林 和子 | 114 |
第12集(明治二十年代前後の埋没小説)、1989年11月発行
| 明治二十年代前後の埋没小説の研究 | 平岡 敏夫 | 1 |
| 花笠文京編『才子佳人 螢雪美談』 | 山田 真素美 | 3 |
| 明治二十年の漂流 『商人立志 寒梅遺薫—銭屋五兵衛実伝』考 | 栗田 香子 | 12 |
| 夢遊居士著『内地雑居 東京未来繁盛記』について | 早川 美由紀 | 22 |
| 『寓意小説 逆鱗余聞』試解 | 単 援朝 | 30 |
| 『柳巷情話 吾妻廼花』論 —明治初期戲作の一類型— | 許 昊 | 37 |
| 『蝶胡蝶正夢草紙』試論 —戯作的趣向と事実性— | 久留原 昌宏 | 47 |
| 『夢幻現象 政界之破裂』試論 | 杜 紅 | 58 |
| 西村天囚『居酒屋之娘』の問題点 —主として保安条例との関係をめぐって— | 和田 康一郎 | 66 |
| 菊亭静『革命起原 近世紀聞』 | 山口 浩行 | 73 |
| 『有姿貞操 佳人』試論 | 呉 徳慶 | 81 |
第11集、昭和63年12月発行
| 青春の発見について、エッセイ風に —明治三十年代の文学を考える— | 新保 邦寬 | 1 |
| 夏目漱石と謡曲 | 飯塚 恵理人 | 8 |
| 『それから』 —代助の不安の一面— | 金 栄哲 | 31 |
| 前田夕暮〈木の花〉のモチーフの示すもの | 久留原 昌宏 | 40 |
| 『秋』試解 | 仁野平 智明 | 53 |
| 『南京の基督』試論 | 高橋 龍夫 | 61 |
| 「歯車」の世界 —空間から時間へ— | 単 援朝 | 72 |
| 〈転化〉への道程 —室生犀星・〈義眼的狂乱詩〉を中心に— | 阿毛 久芳 | 84 |
| 西脇順三郎の沈黙期間と改作動機 | 和田 康一郎 | 92 |
| 鮎川信夫・亡姉詩篇について | 山田 真素美 | 104 |
| 『高原」論 —川端における「日本」の序説として— | 申 禮淑 | 119 |
| 「風の便り」試論 | 山口 浩行 | 128 |
| 三島由紀夫の出発 —芸術家小説をめぐって— | 小埜 裕二 | 140 |
| 『午後の曳航』論 —その位置付け— | 許 昊 | 149 |
| 「春の雪」雑感 | 小林 和子 | 160 |
| 大江健三郎「奇妙な仕事」 —犬殺しの歌— | 橋川 俊樹 | 165 |
| ディキンソン・カレッジの思い出 | 平岡 敏夫 | 174 |
第10集(夏目漱石特集)、昭和62年12月発行
| 『吾輩は猫である』 —金田富子の像をめぐって— | 小倉 真理子 | 1 |
| 『草枕』試論 —〈胸中の画〉と〈魂の歌〉と— | 久留原 昌宏 | 13 |
| 「二百十日」 —作品世界の表と裏— | 単 援朝 | 25 |
| 「野分」論 —高柳周作— | 小埜 裕二 | 36 |
| 『坑夫』 —「気管支炎の診断」が持つ意味— | 山田 真素美 | 52 |
| 『行人』の絵模様 | 三谷 憲正 | 68 |
| 《特別寄稿》「漱石研究 ESSAY ON SOSEKI」への私信 | 久保 忠夫 | 80 |
| 「大川の水」から「老年」「ひよつとこ」へ —芥川龍之介の作家的形成について— | 山崎 健司 | 82 |
| 「奉教人の死」考 —芥川の真意をめぐって— | 高橋 龍夫 | 99 |
| 『道化の華』試解 | 西原 千博 | 108 |
| 「新ハムレット」考 | 山口 浩行 | 121 |
| 西脇順三郎の初期活動 —『あむばるわりあ』論⑴— | 和田 康一郎 | 133 |
| 英訳された芥川龍之介作品の研究 —「外国語訳日本文学」研究の提唱— | 平岡 敏夫 | 146 |
第9集(夏目漱石特集)、昭和61年11月発行
| 「坊っちやん」小考 —明治三十八年の学校騒動— | 小埜 裕二 | 1 |
| 「虞美人草」について —〈家〉を視点にして— | 小林 和子 | 12 |
| 漱石の『文鳥』 | 鈴木 武晴 | 18 |
| 『三四郎』試論 —美禰子の結婚について— | 単 援朝 | 27 |
| 「満韓ところどころ」をめぐって | 鄭 瀅 | 36 |
| 『門』に関する一考察 —宗助夫婦の造型をめぐって— | 三谷 憲正 | 43 |
| 『土』の序文と『彼岸過迄』 | 平岡 敏夫 | 53 |
| 『彼岸過迄』論 —〈敬太郎物語〉と〈須永物語〉— | 申 禮淑 | 60 |
| 『こころ』 —冒頭部の西洋人をめぐって— | 小倉 真理子 | 70 |
| 『道草』 —冬への収斂—(及び岳父・中根重一の「悲境」について) | 橋川 俊樹 | 80 |
| 風景の自立・叛逆する人物たち —「すみだ川」を読む— | 新保 邦寛 | 107 |
| 「魚服記」試解 | 西原 千博 | 129 |
| 黒田三郎・モダニズムからの移行に就いて | 山田 真素美 | 143 |
第8集(北村透谷小特集)、昭和60年9月発行
| ある属吏の命運 —父快蔵の非職と透谷— | 平岡 敏夫 | 1 |
| 『蓬萊曲』 —「慈航湖」をめぐって— | 小倉 真理子 | 5 |
| 透谷における〈俠〉の論理 —「弱きを助け強きを挫く」の限界は何か— | 三谷 憲正 | 16 |
| 「各人心宮内の秘宮」を読む | 申 禮淑 | 24 |
| 「風流」について | 小林 和子 | 34 |
| 「人生に相渉るとは何の謂ぞ」 —京山流写実主義をめぐって— | 小埜 裕二 | 42 |
| 「明治文学管見」 —「快楽と実用」を読む— | 橋川 俊樹 | 53 |
| 透谷の『弾琴と嬰児』 —琵琶の真理— | 鈴木 武晴 | 61 |
| 明治三〇年代の文学のために —〈男三郎事件〉の波紋といわゆる〈癩文学〉と— | 新保 邦寛 | 69 |
| 「手巾」をめぐって | 単 援朝 | 97 |
| 『草の花』覚書 —「冬」について— | 西原 千博 | 108 |
第7集、昭和59年7月発行
| 北村透谷の家系 —大内氏から北村氏へ— | 平岡 敏夫 | 1 |
| 「武蔵野」の周縁 —藤村にふれて— | 新保 邦寛 | 8 |
| 伊藤左千夫「分家」 | 小倉 真理子 | 24 |
| 「大川の水」の変貌 —執筆から発表までの三年間が表すもの— | 山崎 健司 | 34 |
| 「明暗」 —富裕と貧困の構図— | 橋川 俊樹 | 42 |
| 「温泉宿」について | 申 禮淑 | 53 |
| 「魚服記」論 —二度の投身の意味— | 小林 恵 | 64 |
| 太宰治の時代と「十五年間」 | 三谷 憲正 | 70 |
| 「菜穂子」論ノオト | 西原 千博 | 75 |
| 三島由紀夫「花ざかりの森」 | 小林 和子 | 82 |
| 「死の影の下に」作品論序 | 福田 孝 | 89 |
| 三島由紀夫・二元論的認識構造の変容 —マン体験およびギリシャ体験について— | 小埜 裕二 | 96 |
| 吉田精一先生追悼 | 平岡 敏夫 | 106 |
第6集、昭和58年7月発行
| 田山花袋と〈足尾鉱毒事件〉 | 新保 邦寛 | 1 |
| 独歩『春の鳥』考 —春の鳥と「烏」の関係— | 加藤 幸一 | 9 |
| 戦場の記憶 —日露戦記文学まえがき— | 平岡 敏夫 | 17 |
| 『虞美人草』と「真」の文学 | 橋川 俊樹 | 23 |
| 斎藤茂吉の女性観 —田螺の歌を中心として— | 小倉 真理子 | 39 |
| 『枯野抄』ノオト | 林 伸樹 | 49 |
| 「伊豆の踊子」論 —その二面性を中心に— | 申 禮淑 | 53 |
| 芥川龍之介『蜃気楼』 | 小林 恵 | 69 |
| 「風立ちぬ」試解 —一体化への希求— | 西原 千博 | 77 |
| 『仮面の告白』の冒頭部分について | 小林 和子 | 97 |
第5集(特集:日露戦後の文学II)、昭和57年7月発行
| 「何處へ」試解 —「何處」へ向うのか— | 西原 千博 | 1 |
| 荷風「祝盃」ノオト | 林 伸樹 | 15 |
| 長塚節『教師』 | 小倉 真理子 | 21 |
| 「刺青」 —その冒頭部分をめぐって— | 田中 大士 | 29 |
| 「すみだ川」の一考察 —近代的なるものと反近代的なるもの— | 加藤 幸一 | 37 |
| 『青年』 —その受身的な青春— | 橋川 俊樹 | 49 |
| 谷崎潤一郎『少年』 | 崔 忠熙 | 63 |
| 『幇間』 | 川島 二郎 | 73 |
| 「灰燼」雑感 | 小林 和子 | 81 |
| 「破戒」の素描 | 新保 邦寛 | 95 |
| 花袋『生』の原型 —「老母」をめぐって— | 平岡 敏夫 | 129 |
第4集(特集:日露戦後文学I)、昭和56年7月発行
| 三重吉『千鳥』 | 川島 二郎 | 1 |
| 『春』の座標〈人生の春〉を求めて | 新保 邦寛 | 13 |
| 『夢十夜』ノート | 下西 善三郎 | 43 |
| 「それから」の恋愛 | 橋川 俊樹 | 65 |
| 風景のロマネスク⑴ | 猪崎 保子 | 85 |
| 「歌行燈」について | 田中 大士 | 107 |
| 鷗外「普請中」 | 下川 和子 | 121 |
| 「剃刀」と志賀直哉 | 梅林 史 | 137 |
| 「雁」覚書 | 西原 千博 | 149 |
| 『呼子と口笛』一篇 —「書斎の午後」— | 平岡 敏夫 | 165 |
第3集(特集・芥川龍之介II)、昭和55年7月発行
| 「芋粥」論 | 平岡 敏夫 | 1 |
| 「六の宮の姫君」の創作性 | 梅林 史 | 17 |
| 「雛」 | 下川 和子 | 29 |
| 「玄鶴山房」試解 | 西原 千博 | 43 |
| 芥川における〈虚構〉の変遷 | 猪崎 保子 | 71 |
| 「歯車」における[僕]の死の意識 —続・芥川の作品における死— | 金 采洙 | 94 |
第2集(特集・芥川龍之介)、昭和54年7月発行
| 「鼻」小論 | 平岡 敏夫 | 1 |
| 「袈裟と遠盛」について | 岡内 弘子 | 15 |
| 「蜜柑」覚書 | 西原 千博 | 31 |
| 「舞踏会」における〝花火″の意味 | 猪崎 保子 | 43 |
| 「秋」についての試論 | 村田 清司 | 63 |
| 「或敵打の話」 | 杉浦 清志 | 81 |
| 「杜子春」論 | 川島 絹江 | 99 |
| 芥川の作品における「死」 | 金 采洙 | 117 |
| 「海のほとり」の周辺 | 阿毛 久芳 | 135 |
第1集(特集・北村透谷)、昭和53年9月発行
| 「富士山遊びの記憶」と「甲相紀行」 | 平岡 敏夫 | 1 |
| 「富嶽の詩神を思ふ」について | 杉浦 清志 | 21 |
| 透谷における「想像」の意味について | 西原 千博 | 39 |
| 透谷の「熱意」 | 寺島 恒世 | 57 |
| 「万物の声と詩人」 | 仁平 恭治 | 75 |
| 「ゆきだふれ」論 | 岡内 弘子 | 89 |
| 「髑髏舞」と小野小町 | 川島 絹江 | 103 |
| 透谷の「蝶」小考 | 阿毛 久芳 | 119 |